今のマーケットはポジティブ?ネガティブ?日経平均の下値目途を考えます。
本日、ブログを作成したのでどうせなら1つ記事を書いてみようと思いましたので、よろしくお願いします。
イラスト、デザイン等はまだ素っ気ないですが、後々整えていきます。
昨日の海外は久しぶりに静かで、衝撃の雇用統計も受け流しネガティブサプライズを織り込みにいってるのではないか?との楽観論が出てきつつあります。
企業業績も悪い覚悟が出てきている可能性すらあり、決算延期、減配、赤字決算、破綻も織り込み済みであると、、
経済紙には日経予想16,000円~23,500円のレンジで厳しい見方でも14,500円程度。
アナリストもコロナの影響が見えず頭を悩ませているでしょう。
悲観論、楽観論どちらも入り乱れて判断が難しい局面です。
そこで、今回はEPSに基づいて日経平均の下値メド、現在の水準のバリエーションがどうなのか、簡単にイメージトレーニングをしてみます。
現在の予想EPS(1株当たり利益)のコンセンサス水準は1,600円程度、ここに企業業績の減益シナリオのストレスを掛けていきます。
10%減益の場合は1,440円、20%減益の場合は1,280円、30%減益の場合は1,120円程度。
そこにPERの水準を掛けてやれば概ね日経平均の下値を試算できます。
ここでPERの水準を幾つで計算するか、またまた議論になるんですが、筆者は12.5倍程度と試算します。
理由は足元のPER水準が12倍~13倍程度で推移していること、更にPERの逆数(1/PER)益利回りが8%程度となるからです。ROE8%と考えても、まあ妥当な水準でしょう。
そうすると、10%減益のシナリオで18,000円、20%減益だと16,000円、30%減益だと14,000円。
うーん、、やっぱり今の19,300円の水準は違和感があります。
30%減益の14,000円、こちらは割としっくりきますね。
でも何故日本株がしっかりしているのか謎です。BOJ、GPIFの買いだけでは説明できないレベルになってきています。
無理やり理由をつけるなら今の相場はモメンタム(勢い、トレンド)で動いている節が強いので短期筋の投資家+政策的な買いでしょうか。
世界を見渡すと国家による株式の下支えは中国の十八番だったのが日本もそのリストに加わりそうです。
しかし以下のグラフの通り(4/3時点、TOPIXとダウですが)年初来でまだ20%程度しか下がっておらず、コロナの影響ってそんなもん??
というのが個人的な感想でまだまだ楽観は禁物です。
楽観論、悲観論どちらも大歓迎。ご意見、ご質問お待ちしています。